闘茶とは


「闘茶」とは中世に流行した、茶の味を飲み分けて勝敗を競う遊びです。ゲーム性が高く、賭けごとに利用されたこともあって、室町幕府が禁止令を出したほど人気を博しました。

そのために一時衰退をしたものの、江戸期を通じて歌舞伎役者の遊びとして受け継がれ、また、茶の世界でも茶師鍛錬の一環としてとり入れられて、今日に至っています。

 

NPO法人埼玉農業応援したいでは、狭山茶の特徴でもある「SINGLE ORIGIN TEA(単一品種)」をテーマに、楽しみながら狭山茶を知り、その味に親しみをもってもらおうとするために闘茶を行っています。

近年では、海外からのお客様が闘茶に楽しまれ、闘茶を通じて日本茶に関心を持つ機会が増えています。

闘茶の楽しみ方

闘茶で実際に使用した闘茶札
闘茶で実際に使用した闘茶札

闘茶とは、複数のお茶を飲んでそれぞれの銘柄や産地などを見極めて当てる遊びのことを指します。

本イベントでは、狭山茶の単一品種茶を複数種類用意します。

 

一巡目には品種名をお伝えしてお茶を飲んでいただきますが、

二巡目は順番をいれかえ、また、品種名を伝えずに飲んでいただきます。

 

参加者の方は、どのお茶がどの品種なのかを色・味・香りの点から当てるゲームです。

ただ狭山茶の味の違いを見極めるだけでなく、単一品種茶のそれぞれの個性を感じられる

理にかなった歴史あるゲームなのです。

2020年10月 フランスでの闘茶の様子


闘茶イベントのご予約

NPO法人埼玉農業おうえんしたいでは、狭山茶の提携する各農園と連携して、定期的に闘茶イベントを開催しています。お一人で参加される方もいらっしゃいますし、数人のお友達と参加される方、団体のお客様、授業の一環として参加される学生の方もいらっしゃいます。

 

美味しい昼食を召し上がってもいただきます。最寄り駅からのタクシー送迎付きです闘茶の前後には茶園や工場を見学し、茶農家の方のお話を聞いたり、お近くのレストラン、カフェで美味しい昼食を召し上がってもいただきます。

 

以下のカレンダーより直接ご予約いただくか、お問い合わせよりお気軽にご相談ください。