「え?ティーバッグって熱湯入れて飲むだけじゃないの?」と言われることがよくあります。
確かにそれでも十分美味しく飲めますし、その手軽さがティーバッグの良さではあるのですが、少しだけ手順に沿って入れてみると、驚くほど味に変化があります。
もちろん時間がない、そんなこと求めていない方に関してはお湯をそのまま注ぐだけでも良いのですが、少しだけ時間を置いてお湯を冷まし、お茶にとっての適温でつけてみましょう。
250ml程度のマグカップにお湯を注ぎます。
熱湯でも構いませんが、沸騰して一呼吸置いたお湯(80~85℃位)をご用意いただくとより美味しくいただけます。
マグカップに熱湯を注いだら、少しだけ温度が下がるまで時間をおきましょう。
80℃〜85℃ほどに冷ましたマグカップのお湯にティーバッグを1個入れ、1分待ってから三回ほど振ってください。
ティーバッグとは思えない、香り高い、美味しい緑茶がお飲みいただけます。
この方法なら三煎目も十分に美味しいお茶を飲んでいただいただけます。
また600ml前後のティーポットなら、ティーバッグ1個で3~4人分の美味しいお茶をいれることができます。
ティーバッグでお茶をいれるときでも、最も大事なのがお湯の温度です。ここを熱湯で注いでしまうと、本来の力が発揮できません。
お湯が高めの温度なればなるほど、渋みや苦味を感じるカテキンやタンニンが抽出されます。昔はよく「お茶の渋みが好きじゃない」と言われる方がいらっしゃいましたが、そのほとんどがこの熱湯を注ぐことから起こっていた推測しています。
反対に、低めのお湯で抽出時間を長めにとると、甘みや旨味を感じるテアニンが抽出され、リラックス効果が抜群のとても美味しいお茶になるのです。
家に急須がない方でも気軽に高級狭山茶をティーバッグで楽しむことができます。一つ一つのお茶の特徴が大きく異なりますので、自分好みのお茶を探し出してくださいね。
さやまかおり
ふくみどり
ゆめわかば
おくはるか
むさしかおり
ほくめい
とよか